連載コラム

上村晃一 氏

「サービスの質」ってどんなもの?

私が介護業界にかかわる事になったのは1999年。介護保険制度施行1年前でした。

元来、医療や介護系出版社で営業をしていたので、馴染みがなかったわけではない。
しかし、介護ビジネスなどは何も考えていなく、「どうしたものかな?」と思考して始めたのがホームヘルパー2級の養成学校運営でした。

教育・人材事業は、介護業界に貢献出来るのではと、自社会議室で通学式講座を始めたのです。
その頃、介護業界では「サービスの質」が大事だと、国や先生方・事業者で良く言われていました。

私は「サービスの質」とは教育だと当時は考え、色々な方に先生を紹介いただきましたが、大事にしていたのが実際の講義内容を見学してから、お願いすることをしていました。

講師選定5か条

     ① 現場経験のある先生
② 話の上手な先生
③ 教科書に頼らない先生
④ 受講者の発言を聞き出す先生
⑤ 事務局とのカリキュラム相談を尊重いただける先生

以上のような基準で運営することを大切にしていました。
随分生意気な事務局だったのだと今更ながら思い出します。

しかし、それが私の出来る「サービスの質」への取り組みでもありました。

又、受講生の就職支援にも力をいれ、介護事業者の説明会や相談援助などの特別カリキュラムも実施しました。
資格を取得したのなら現場で活躍してもらいたいという一念でした。

現場事業者さんとのやり取りで言われたのも「サービスの質」でした。
このワードは何気によく耳に入るワードですが、具体的な内容はアバウトなワードでした。

ここで読者の皆様にお聞きします。

皆様の「サービスの質」とは何ですか?

それを第三者にわかりやすく説明できるでしょうか?