連載コラム

上村晃一 氏

「サービスの質」は証明して初めて成り立つ理念

現在全国に多くの介護サービス事業所があります。

社会福祉法人・医療法人・民間企業・NPO法人etc
企業の定義に利益を求め、共通の理念を持った集団を企業(団体)と説明されています。
しからば、共通の理念のない集団は企業(団体)ではないとも言えます。

はたして私たちは勤める企業(団体)の理念を尊重しサービス提供出来ているのでしょうか?

そして理念の創造に「サービスの質」のあり方が反映されているのでしょうか?

私が言いたいことは1つ。
理念に基づいたサービスの質を話し合い、共通の目標を目指すことが大切である事です。

「サービスの質」を個人の意見や教科書に書いてある事や、共通化されていない集団では証明できないと思います。

私たち専門職はキャリアや経験・想いなどが入り、様々な「サービスの質」を語りがちです。
いわゆる酒場のつまみに成り下がっていることはないでしょうか?
堂々と皆さんの思いを所属企業(団体)で話し合いましょう。

どうしても譲れない(共通化できない)場合は、起業するのもありだと思います。
これだけ多くの介護事業所があるのですから、理念は千差万別。
皆さんが培ってきた想いを共有できる仲間と証明できると良いと切に願います。

ちょっとだけ勇気を出して、職場で話し合い質の高いサービスを実現出来る事を切に願います。
直ぐに出来る事も、時間がかかる事も、無理な事もあるでしょう。
あきらめず、真摯に取り組めば必ず実現出来ると信じましょう。

その先には、利用者や家族の笑顔が必ず待っているのですから。